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世界の交通事故

世界の交通事故

世界中で毎日、25歳以下の1000人が交通事故で死亡しており、その90%はアフリカ、アジアなどの低・中所得国で起きています。

15~19歳では、交通事故がエイズを上回る最多の死因になっています。

若者の死者の多くは歩行者や自転車、オートバイ、安価な公共交通の利用者です。

アジアではオートバイがよく使われるが、ヘルメットは価格が高く、子供用がないことから、着用者は極めて少なく、WHOは、ヘルメットを正しくかぶれば、死亡は約40%、重傷は約70%減少すると言っています。

交通事故の国際比較を、事故率と交通事故死亡率によって表す事ができ、具体的な指標としては、前者は自動車1億台キロメートル当たりの事故件数であり、後者は人口10万人当たり交通事故死者数であらわしています。

事故率は、クルマが走った程度に応じてどのぐらい事故が起きたかを示していますが、日本は122件とモンゴル、ウクライナ、ニカラグア、南アフリカに次いで世界第5位に事故の多い国となっています。

日本の事故率が高いのは、総走行キロ当たりの指標なので、渋滞、低速走行が多い日本では走行時間的には長いという理由、道路整備の状況、あるいは律儀に事故処理をしているためとも考えられる。

次ぎに、交通事故死亡率を見ると、日本は、事故率とは異なって、世界的に見てもかなり低い死亡率となっています。

米国、韓国などは日本の2倍かそれ以上の死亡率となっています。

もっとも、日本も昔は現在の2倍以上の交通事故死者数だったので、現在の韓国、米国と同等の水準の死亡率でした。

通事故死亡率も全体的には途上国で高く先進国で低くくなっています。

ロシア、アラブ首長国連邦といった産油国で交通事故死亡率が高いのは、ガソリン代が安く、経済発展度の割に自動車交通が普及しているからと推測されます。

逆に、道路の発達に制約があるフィリピン(群島)や人口の割に道路の少ない香港では、人口当たりの死亡率は低くなっています。

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